サンリオの辻社長の本。
かなり前に出版された本だけど、
ライブエンターテイメントの時代も予見されて、
色々と勉強になりました。
示唆に富むポイントもあり、
以下、抜粋です。
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「近い将来、著作権ビジネスの時代がくる」と予見し、キャラクター開発に心血を注いできましたし、映画づくりの道楽(?)を通して「ハイテク・デジタルの仮想現実がもてはやされるようになればなるほど、人々は逆に『触ることのできる絵』を欲するようになる」、つまり「つぎにくるのはライブエンターテイメントの時代だ」と確信したので。それがピューロランドの新しいコンセプトとなっていまに繋がっています。
企業家たるもの、自分の会社の商品とサービスに自信を持ちなさいと言うのです。自分のやっている仕事に惚れて惚れて惚れぬきなさいと言うのです。
「ちぇっ、こんなつまないものよく買うよ」と内心で思いつ、口では「こんなしばらしい所為品はよそでは絶対に手に入りません」と言ったって、それはお客様をばかにしているのですから、当然お客様を愛せない、お客様からも信頼されない、売れない、ということになります。
技術、営業、経理は会社の要であって、どれが欠けても成り立ちません。
土俵にひとりしか上がらなければいつも不戦勝、少なくとも負けることはない、というわけです。つまり、争って「ナンバーワン」を目指すものではなく、いつも「オンリーワン」になろうと努力することが、私のビジネスの原点だといえましょうか。
イヌ、ネコ、クマを狙え。
人を傷つけるナイフやピストル、これは無条件に使用禁止です。それからタバコ(灰皿やパイプも含む)やお酒(ワイン、ビールなどのソフトリカーを除く)、ドラッグ関係、オトナの玩具にも使えません。
キャラクター名をつける際には、あらかじめ登録したい国をリストアップして、本当にこの名前で登録できるかどうかを事前に調べておく。
ショービジネスは欲望ビジネスの集大成。
ショービジネスにセックスやギャンブルのエッセンスを盛り込むことならできるかもしれません。
ショービジネスこそ、現在、隆盛を極めている情報通信産業の次にやってくるコンテンツで、全世界的に通用するビジネスに発展するものである。
努力を成功に結びつけるために。
再積論、関係論、矛盾論、波紋論、多算論、α論、形裏論、回転論、連続論、不争論
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